t: はてブの新しいTwitter連携機能とウェブらしいサービス連携のあり方

Twitter連携機能をバージョンアップし、ブックマークしたURLのTwitterでの反応を表示するようになりました - はてなブックマーク日記 - 機能変更、お知らせなど」について。

一つめの観点は、はてブ経由での言及によるコミュニケーションの性質。二つ目は、そのサービスデザイン上の配慮。三つめの観点は、サービス連携におけるサービス間の関係。興味の度合としては、一つめ < 二つめ < 三つめの順に大きくなるかな。ちなみに、こういう仕組みそのものは否定しないし、もっといろいろな試みがあってよかろうという立場ね。

一つめのは。望ましくないことが起きるけれど、大した問題にはならないという程度かもしれない。書かれたものは、細断され、参照・転載されるのは防ぎようがないわけで。既にいろいろされていること。そういうものと理解するならば、今さら大きな影響は及ぼさないかもしれない。はてながやらずとも、同様のことが他で行なわれても不思議ではないしね。

とはいえ、仮に良くない使われ方が想定されるならば。それを減らす配慮がどれくらいされているのかしら。あるいは、どういう配慮がどのようにデザインに反映されているのかしら。という興味が、二つめの観点。うまい方法が取られているならば、参考にしたい。または、うまい方法があるか考察してみたい。

三つめは、抽象的かもしれないけれど。あるサービスが別のサービスによる応用を想定している時、それらのサービスの関係がどのようなものになるのが良いか、ということ。ここでの「良い」の基準は。あるサービス単体にとってではなく。ウェブ全体として。もちろん、そのサービスにとっても利点がなければならない。全てがこうあるべきという話ではないので誤解なきよう。